「住み慣れた環境で快適に生活する」をサポートします。
- 看護師が自宅へ訪問し療養上の相談や支援、必要な看護を提供します。
- リハビリテーションでは、理学療法士が訪問し関節ファシリテーション(SJF)という運動療法を用い、痛み・痺れ・こり・冷え、筋力低下などの症状を緩和させ、関節を動きやすくし毎日の生活動作を楽にします。
訪問看護
主治医やケアマネジャーと密に連携を図り、心身の状態に応じて以下のような看護を行います。
健康状態の観察
- 血圧・体温・脈拍測定、病状の観察
医療措置
- 床ずれや創傷の処置
- カテーテル(尿・胃ろう等)ストーマ管理
- 痰の吸引や在宅酸素などの医療機器管理
- 点滴・注射・服薬管理
日常生活看護
- 食事・排泄・清潔などのケア
- 体操や歩行訓練などの、筋力低下予防のケア
ご家族様への看護指導
- 療養生活、介護方法の相談、支援
- ケアマネジャーと相談の上、利用者様に合ったサービスを提供
ご自宅で最期を迎えたい方の援助
- 病院との連携(相談・報告・情報共有)
- 痛みなどつらい症状の緩和
- 看取り体制の調整
- ご本人・ご家族の心のケア
24時間緊急連絡体制
ご希望される方が加入するシステムで、24時間365日、緊急時に対応できる体制を整えております。緊急連絡の際は看護師につながり、電話相談、緊急訪問、医師と連携するなど、その場に応じた対応をします。
リハビリテーション
関節ファシリテーション(SJF)という運動療法を用い、理学療法士が訪問し、リハビリテーションを行います。SJFとは、関節の動きを正常化することで、痛み・痺れ・冷え・こり・筋力低下などの症状を緩和させる運動療法です。この運動療法により寝返り・起き上がり・起立・歩行などの基本的動作能力を改善し、動きやすい身体作りを行います。
北海道内で関節ファシリテーション(SJF)を導入しているところはまだ少なく、この運動療法を提供できる数少ない訪問看護ステーションです。
商標
「関節ファシリテーション(登録番号:5418692号)」
「SJF(登録番号:5355847号)」
「SJF(使用許可番号:202102)」
介護保険・医療保険どちらでも利用できます。
訪問看護を必要とする方の状態に応じ、介護保険または医療保険の双方で対応できます。
介護保険
介護保険は、事前に区役所で要支援または要介護の認定を受けている方が対象になります。
認定を受けるには、
- 65歳以上の方で介護を必要とされる方(第1号被保険者)
- 40歳以上65歳未満の方で特定疾病により介護を必要とされる方(第2号被保険者)
に該当する方が、区役所で申請を行い、認定調査を受ける必要があります。
医療保険
介護保険対象外の方
- 40歳未満の方
- 40歳以上65歳未満の方(介護保険第2号被保険者でない方)
※2号被保険者とは、関節リウマチ・多系統萎縮症など - 65歳以上で要支援・要介護に該当しなく、厚生労働大臣が定める疾病等の方(末期の悪性腫瘍、脊椎小脳変性症、パーキンソン病疾患など)
- 病状の悪化により医師から特別訪問看護指示書が発行された場合
が対象となります。
医療保険で訪問看護支援をご利用になる場合は、まずはかかりつけ医にご相談ください。
ご利用までの流れ
- まずは、かかりつけ医やケアマネジャー、または当ステーションに直接ご相談ください。
- 利用希望者のご要望を基に、かかりつけ医やケアマネジャーを中心に支援内容の調整を行い、介護保険と医療保険、どちらが適用されるかを検討します。
- ケアマネジャーと相談しながら、適切な看護計画を作成します。
- ケアプラン内容を医師が確認し、主治医より「訪問看護指示書」が交付されます。
- 医師が作成した「訪問看護指示書」のもと、看護師ないし理学療法士が訪問となります。